＜回 答＞

最近よく聞く案件です。症状が残っていても、「これ以上症状は良くならない」状態であれば、治療としてはそこまでの分しか認められなくなります。これを症状固定と言います。最近は、保険会社が早期に症状固定を主張する事例が増えているように思います。主治医の意見を聞いて、症状固定ではないという判断なのであれば、診断書などをもらって治療の継続を主張、交渉するのがいいでしょう。症状固定だという意見であれば、これ以上良くならない症状については、後遺障害の認定手続をとることになります。